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余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ20話と感想!納得のいかない父|ウィンストンの告白

ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)20話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
カリナは南部の医師、ウィンストンと再会。
ミリアンは彼を屋敷に誘います。
一方、フェリオールはレオポルトを尋ね、残念な父親に娘の居場所と芸術症を教え、様々な指摘をします。
また、訪問はミリアンの依頼だったと伝え、創造の奇跡を使います。
するともう手遅れかも・・と言い

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余命わずかの脇役令嬢 20話のネタバレ込みあらすじ

インフリックにカリナの状況を伝える父

書斎で1人、頭を抱えるカリナの父。

そこにノックの音が聞こえ、インフリックとノクターンが入室します。

父は平静を取り戻すとノクターンにアベリアの様子を尋ねました。

気持ちの落ち込みは多少あるものの体調は良好で、この分ならお茶会やパーティーにも行けそうだと聞き、ホッと安堵する父。

あの子には人一倍気を使わねばと言います。

そして妻のダリアについても、軽い風邪と睡眠不足による疲労だと報告され、服薬し体を休めれば問題無いとのことでした。

報告を終えたノクターンは、父に挨拶をするとドアノブに手をかけます。

その時、カリナの芸術症について話すべきかを迷いますが、アベリアの耳に入った時の影響を考え、結局は言うのをやめるのでした。

ノクターンが立ち去ると、父はインフリックに先程までカルロス公爵が来ていた事を告げます。

そう言えば、見慣れない馬車が停まっていたと言うインフリック。

何かあったのかと尋ねると、カリナがフェステリオス公爵邸に滞在している様だと言うのでした。

焦って連れ戻そうと言うインフリックに、今は北部の検問所が閉じていると言う父。

そして、カリナの婚約式に自分の代理で参加したインフリックに、ミリアンはどの様な人物だったかと印象を尋ねるのでした。

実はウィンストンも芸術症で・・

聞いていた通り完璧で、式の最中もカリナを気遣っていた。

そしてカリナ自身も彼を気に入っている様だった、とインフリック。

(しかし、結婚前だと言うのに一度会っただけで公爵邸に家出するとは・・)

納得いかず、連絡もせず親不孝だ!分別も無い!と言う父。

そんな父にインフリックは、事情があるだろうからまずはカリナに話を聞くことを勧めました。

それは分かるが直接会えなければ話にならない、父はそう答えると、どこで間違えたのか・・と思うのでした。

一方、馬車の中ではカリナがウィンストンに、どの様にして私の居場所を知ったのかと尋ねていました。

すると、奇跡の力だと答えるウィンストン。

驚くカリナに、実はこう見えて私は刺繍が得意だと言って布を見せ、何でも見つけることが出来ると実際にその力を披露します。

出てきて欲しいもの願いながら刺繍を燃やし、見つけ出す・・・

若き日のウィンストンは、この力で犯罪者を捕まえる警備の仕事もしていたと言います。

思わず拍手する2人。

しかし「過去形」が気になったミリアンは、ひょっとしてそなたも・・と言葉を濁すのでした。

するとあっさり芸術症だと認め、代償として少しずつ視力を失っていくと言うウィンストン。

刺繍好きから視力を奪うとは残酷なことだ..と言います。

心配したカリナがもう見えないのかと聞くと、正しくは「失う所だった」と言い直しました。

だからここに来ることが出来たのだー、と。

ウィンストンはカリナに聞きたいことがあると言いー

では完治したのかとミリアン尋ねると首を横に振り、芸術症にはハッキリとした治療法が無いと言います。

ならばなぜ、現在も視力が健在しているのか

するとウィンストンは、私は刺繍を諦めたと言いました。

一番早くシンプルな治療法だから。そう言って微笑むと、その他に方法は無いのかと聞かれます。

ウィンストンは頷き、芸術症を患う確率は、奇跡を起こす芸術家のうち1%にも見たないと言いました。

そして、自分のように体の一部を奪われていくのはよくある症状で、しかしとても稀なケースでは命そのものが奇跡の代償になると言うのでした。

それも50年〜60年に1人いるかいないかだと。

カリナは身を固くし俯きます。

その隣ではミリアンが、では、死ぬ者はほぼいないと言うことかと穏やかな表情で言いました。

すると、ウィンストンはお嬢さんにいくつか質問がしたいと言うのでした。

ビクリとするカリナ。

その申し出を承諾しますが、私の部屋でお話ししたいと言いました。

ミリアンは彼女の表情を見るなり、心配そうな顔をします。

間もなく馬車が到着するとカリナは席を立ち上がり、ミリアンに対し今日はとても楽しかったと伝えました。

そして馬車を降りると、次も楽しみにしていますと切なげに小さく微笑むのでした。

余命わずかの脇役令嬢 20話の感想

ウィンストンも芸術症だったとは・・驚きました。

しかし、芸術症自体に変化は無いにしろ、覚悟をして家を飛び出したカリナの人生は大きく変化し始めましたね!

あのまま家にいたら出会えなかった人たちや知らなかった世界が広がったと思います。

一方で、何も変わらないカリナの父。ずっと過去と自分の考えだけの小さな世界に生き続けている気がしました。

そして芸術症ですが、これまでの物語を読んでも、やはりどうもカリナは一番稀なケース・・ですよね。

でも、ウィンストンやフェリオール、そしてミリアンまでが彼女の周囲に現れた今、奇跡が起こることを信じたいと思いました。

まとめ

今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ20話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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