ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」(原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)17話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
カリナは芸術症を患った時期や気持ちの整理が必要だったこと、家族といるのが辛かったことを話し、自分は幼稚だと言いました。
それは幼稚とは違う。ミリアンはカリナを慰めると1つ1つ言葉の大切さを教えます。
話を終えるとフェンがフェリオールからの返事を持ってきました。
余命わずかの脇役令嬢 17話のネタバレ込みあらすじ
人探しをしているという医師
南部でカリナを診察した医師は馬車に乗り、御者の男性と話をしていました。
御者の男性は医師にとてもラッキーだと言い、通常この時期は魔獣の討伐準備により検問所の通過が非常に難しいのだと説明しました。
しかしこの分なら、雪が降り始める前に公爵邸に到着出来そうだと言います。
良かったとお礼を言う医師に、それは娘の病気を治していただいたこちらのセリフですと言う御者の男性。
ところで・・
布に地図の刺繍をしていることが気になった男性は、それを医師に尋ねます。
すると医師は、ある人を探していると言うのでした。
カリナの新しい日課
その頃、カリナは窓から庭を見下ろし、訓練をするミリアンを絵に描くのが日課になっていました。
自分と違い、太陽の様に自ら輝きを放つ人
早朝の太陽の下でも月光の下でも、カリナはミリアンの眩しさに何度も目を奪われるのでした。
そして、彼を見ていると絵を描きたい気持ちが溢れ、気づけば夜が明けていることもありました。
そんな中、そろそろアレも書かなくては・・と考え始めるカリナ。
鉛筆を置くとノートを開き、白紙のページにため息をつきます。
やりたいことを書くとなると、一体何から書けばいいのか分からなくなり、手が止まります。
ふと、ミリアンに北の観光地でも聞いてみようかしらと口にすると北部の観光は魔獣くらいのものだと答えが聞こえてきました。
驚きビクリとするカリナは、部屋の入り口に立つミリアンにノックをするようにと言います。
既に5回ほどしている
ミリアンは答えると、カリナの持っているノートに視線を落としました。
すると手元に絵があることに気がつき、素早くそれを手に取ります。
!!
カリナは赤面し、ダメです!と言いますが時既に遅し・・
関心した様子で、寝坊が多いのは朝早くからこの絵を描いていたためかと言うのでした。
するとカリナは正直に、夜明け前にミリアンが稽古している姿がとても素敵に見えたと言います。
面と向かって言われると少々気まずさを感じ、一瞬沈黙するミリアン。
そうか・・と短く答えると、絵に描くことで過ぎ去って行く時間を覚えておくこと出来るとカリナは答えました。
ところでご用は何だったのでしょうかと尋ねると、 視察に一緒に行かないかと言うミリアン。
カリナは喜んで元気に返事をするのでした。
世界は広いと伝えるミリアン
馬車が到着すると、着替えを済ませたカリナが姿を現しました。
あ・・・
いつもとは違う雰囲気に、頬を赤らめるミリアン。
一方でカリナもまたドキドキとしている様子です。
ミリアンはごまかすように咳払いをすると、途中からは徒歩になることを伝えるのでした。
カリナが頷くとミリアンはその手を取り、エスコートをして彼女を馬車に乗せました。
扉が閉められ侍女たちが並んで挨拶すると、改めてまじまじとカリナを見つめます。
(やはり彼女は貴族の令嬢なのだな)
ミリアンは礼儀作法はご両親から習ったのかと尋ねると、自分は子爵夫人からだと答えるカリナ。
「自分は」と言うカリナに理由を聞くと、妹の体調が悪く私を気にする余裕がなかったのだと思うと答え、他の兄弟たちは両親から習ったと知るミリアン。
これ以上聞くのは無粋だと思い、話を別にそらします。
膝の上に乗せているノートのついて聞かれると、カリナはアタフタしながらやりたいことを書くノートですが書けておらず、何を書いたら良いのか分からないと答えました。
あまり考え過ぎず、思いついたことを自由に書けばいい。
ミリアンは先程、自分だけが両親に作法を教えてもらえなかったと言ったカリナを見て、もっと悲しさや腹立たしさをぶつけても良いのにと感じていました。
そしてそれを伝えた時、馬車はゆっくりと停車しました。
ミリアンは先に降りてカリナの名前を呼ぶと、世界は広いと言って振り返り手を差し出します。
そして伯爵家での経験で自分を過小評価するなと言いました。
ミリアンの手を取るカリナに、これまで伯爵家の人たちは木の苗を小さな植木鉢に入れて育ててしまったと言います。
仕方ないと思っていたのに、やっぱり耐えられないと思ってそこから出るのはカリナのせいではないと言いました。
真面目な話なのに最後はふふっと笑うカリナ。
理由を問われると、木に足が生えてそこから出る姿を想像したと言うのでした。
元気を取り戻したカリナは、小声でミリアンにありがとうと言いました。
今、なんと言ったのか?
するとカリナはなんでもない!と言うのでした。
余命わずかの脇役令嬢 17話の感想
兄と妹のような、父と娘のような、何だか信頼や絆を感じさせるミリアンとカリナ。
カリナにとってはとても心強い存在でしょうね。
そして時々カリナに対し顔を赤らめるミリアンも何だか可愛いです。
視察に同行したカリナですが、どんな出来事が待ち受けているのでしょうか?
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ17話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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