ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」（原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生）17話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
パパと呼ばせるのは少し考えたいと言うカリンヌと、それを尊重するバルテス。
イケメンなバルテスがドブスな自分と結婚したことが不思議なカリンヌ。
しかし、そなたは綺麗だと返されます。
カリンヌが己と戦うため生誕祭に行くと決めた頃、城にはデザイナーが連れられー
殺人鬼の子を産んだ 17話のネタバレ
（復讐・・）
その夜、カリンヌは窓辺の椅子に腰をかけると昼間の出来事を思い出します。
復讐したくはないのかと言うバルテスの言葉
本音を言えばしたいに決まってる！
でも、今の自分にはそんな力も手段もない。
ただでさえ、今でも父親の顔を思い出すだけで恐怖で動けなくなってしまうと言うのに、そんな自分がどうやってそれを成し遂げようと言うのか。
それに、もしあの冷酷な男が二テンスの父親の正体を知ったら、私たちにとんでもないことをけしかけて来るに違いない―
カリンヌは想像するなり恐怖で真っ青になります。
加えて、自分の血筋の者が欲しくないバルテスが二テンスのことを知ったら・・・！！
彼は私に裏切られたと思うことだろう。
本当のことを言うのは、ずっと後にしたい
私自身がもっともっと強くなってから―
うなされるたび宥められていたと知り
どうやら考え事をしたままそのまま眠ってしまったカリンヌ。
朝になるとバルテスがベッドの端にそっと腰かけ、カリンヌの長い髪に触れます。
そなたは寝起きが悪いようだと言うバルテスの声にぼんやりと目を開けると、先日話した例のデザイナーが到着したことを聞かされます。
それでもまだ眠気のあるカリンヌは、髪を撫でるバルテスの手を摑まえると、自分の頬と枕の間にしまいこんでしまいます。
そして気持ちいいと言ってその手に自分の頬をフニフニと押し付けると、バルテスは急なスキンシップに顔を真っ赤にするのでした。
カリンヌ！
驚きの余り名前を叫ぶバルテス。
そうしてカリンヌがゆっくりとこちらを振り返ると、どうにか平静を装い、昨日は眠れなかったのかと声をかけます。
すると大きく伸びをしながら、日差しが気持ちよくて良く眠ることが出来たと言うカリンヌは、ところで自分の部屋はいつもらえるのかと聞いてきます。
すっかりそのことを忘れていたバルテスは、自分と一緒に過ごすのは嫌なのかと聞きます。
少しためらいがちに事情を話そうとするカリンヌ。
その意図を汲んだバルテスは、悪夢にうなされることを気にしているのかと尋ねます。
カリンヌはバルテスがそれを知っていたことに驚きます。
そして更にバルテスが、宥めればすぐに落ち着くので心配することはないと言うと、まさかそこまで見られていたなんて、と顔を真っ赤にして、やっぱり早く自分の部屋が欲しいと言うのでした。
気にするなと言うバルテス。
実はバルテスは、カリンヌが悪夢にうなされるたび彼女を抱きしめ、子供をあやす様に背中をトントンと軽く叩いては涙を指で拭ってやっていたのです。
そんなこととはつゆ知らず、穴があったら入りたいとばかりに恥ずかしがるカリンヌ。
バルテスは、近頃ではその頻度が減っているので、そばに誰かがついていれば好転していくはずだと言いました。
更には、人は皆誰かの助けが必要だと付け加えます。
それに対し、初対面からバルテスは面倒ごとを嫌うように見えていたカリンヌは、あなたに面倒をかけたくないと返しました。。
すると呆気に取られたような顔をしたバルテスはそれを否定し、とても優しい顔になると。迷惑をかけてもいいと言うのでした。
カリンヌが聞き返すと、くるりと後ろを向いて同じことを答えます。
後ろ姿、そして真っ赤な耳を見て、カリンヌは段々とバルテスの照れているサインが分かってきたのでした。
バルテスの呪い、カリンヌの反応
その後2人は、バルテスが「影」を使って捕えたデザイナーの元に向かいます。
影とは騎士団とはまた別のバルテスの侍従たちのこと。
そして城の廊下を並んで歩きながら、バルテスは明日は用事があり一緒にいられないことを告げます。
分かったわと返事をするカリンヌに、内心たったそれだけの反応なのかと感じ、理由を知りたくないのかと聞きました。
意外にも、理由を聞いていいのかと尋ねるカリンヌ。
妻なのだから当然だと言われると、どんな用事なのかと聞きます。
すると・・・
自分には生まれた時から１つ呪いがかけられていると言います。
それは、新月の夜は目が見えなくなると言うもの。
！！
カリンヌは、初めてバルテスと出会ったあの夜も新月であったことを思い出します。
だからここに連れてこられた時に私を見ても、あの時出会っていることに気がつかなかったんだわ・・・
バルテスは反応の薄いカリンヌに、驚かないのだなと感想を述べます。
すると、人にはそれぞれ事情がある物だと答えるカリンヌ。
無理をして話すことはないのよと言うカリンヌですが、その心遣いが、なぜだか嬉しいと感じないバルテスなのでした。
殺人鬼の子を産んだ 17話の感想
バルテスがカリンヌを見ても、既に会っていることに気がつかなかった理由がハッキリしましたね。
呪い・・・何の呪いなのでしょうか？
そして、悪夢でうなされるカリンヌに優しく寄り添い、背中をさすったり髪を撫でたり涙を拭いてあげていたなんて！思わずうっとりしてしまいました。
辛い現実を生きてきた分、他者に期待することもせず、割り切った様子のカリンヌ。
バルテス・・そろそろ自分の気持ちに気がついても良さそうな頃合いですよね！
まとめ
今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ17話ネタバレ（ピッコマ）と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「殺人鬼の子を産んだ」18話ネタバレはこちら
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