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殺人鬼の子を産んだ21話ネタバレ(ピッコマ)と感想!カリンヌの記憶が医師を動かしー

ピッコマで独占配信中のマンガ「殺人鬼の子を産んだ」(原作 harasyo先生、漫画 Boaz&Deerchaser先生、studioaire先生)21話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ

新月の夜、目の見えないバルテスの姿に3年前の男性であることを確信するカリンヌ。
それを伏せ、ニテンスの父親との出会いが人生のターニングポイントだと言います。
翌朝、伝染病の疑いで苦しむニテンス。
居ても立っても居られないカリンヌはバルテスに助けを求めます。

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殺人鬼の子を産んだ 21話のネタバレ

泣き出しそうなカリンヌに、最善を尽くすので信じて欲しいというバルテス。

カリンヌは顔を赤くしうなされるニテンスのそばで懸命に看病します。

そして伝染病に間違いないのかと聞くと、そのようだと答え医師たちが治療薬を作っている最中だと教えるバルテス。

ふぅと溜息をこぼすと、カリンヌはある記憶を辿ります。

以前、これとよく似た症状について書かれた本を読んだことがあると伝えると、ちょうど扉がノックされ、主治医のホランドが部屋に入ってきました。

バルテスがホリーと呼ぶと “ホランドです” とご丁寧に言い直し、早速ニテンスの診察を始めます。

全ての症状から伝染病に間違いないと言うホランド。

その時、バルテスの隣に立つカリンヌが視界に入り、どちら様ですかと尋ねます。

吾輩の家内だ

バルテスの答えに大いに驚くホランド。

しかしどうにか落ち着きを取り戻すと、片手を胸にあて、お初にお目にかかります大公妃閣下・・と恭しく挨拶をします。

ホランドは南部の医師の長でありカイェン大公邸の主治医でもあります。

現在医師たちが一丸となって原因究明をしており、治療薬の開発に注力していると説明し、ニテンスに関しては初期段階の症状であるため、そこまで深刻に考えなくても良いと言うとカリンヌはホッとして涙が溢れ出しました。

そこにバルテスが先程の医学書の題名を尋ねます。

医学書・・?

不思議そうに尋ねるホランドに、この症状について書かれて本があるので何かのお役に立てばと言うカリンヌ。

町中の著名な医学書は全て読み漁り、もう知らない医学書はないのではないかと思っているホランド。

しかしカリンヌが告げたのは、自宅で治せる民間療法と言う著書名の無い本でした。

・・医学書でもない平民の書いた本・・
まさかそのレベルの本を読めと・・?

ホランドはその本に今回の様な粟粒の蕁麻疹について書かれていたのですかと確認します。

カリンヌがそうだと答えると、この私がその様な本を読むとは..と悩ましげな表情をし、かと言って大公妃の言うことを無視は出来ないと葛藤します。

見つけ出したら必ず読みますと一礼し部屋を出るホランドですが、その夜なんとカリンヌの言っていた本を見つけます。

覚悟して中を開いてみると・・

!!!

本当にあの症状のことが書かれているだけでなく、自分の知らない多くの病気に関しての情報が溢れていたのでした。

難しい医師の専門用語は一切記載されず、症状と治療法がわかりやすくシンプルにまとめられています。

ハンマーで頭を殴られた様な気持ちになるホランド。

そしてその本の最後には、医者を呼べない人や既に天国にいるライラに捧げると書かれています。

!!

自分はなんと愚かで傲慢だったのだろうー

世の中のほとんどが医者にかかることも出来ない平民なのに、彼らの苦しさを考えたことすらなかった自分ー

しかし、それを成し遂げた平民がいるという事実。

こんな貴重な本の存在も知らなかったなんてー

世間は広い、思わずそう呟いて学ばされたと痛感するホランド。

しかし、どうして大公妃ともあろうお方がこの本をご存知だったのだろう?そうは思ったものの、今はとにかく早速治療薬作りに励もうと決意し取り掛かるのでした。

 

数日後、再びニテンスの部屋に入るバルテス。

看病疲れと心配から数日で痩せてしまったカリンヌは軽いめまいに襲われますが、治療薬が出来たと聞かされてると嬉しさでいっぱいになり、思い切りバルテスの胸に飛び込み、抱きつくのでした。

しっかりと抱きしめ返し、気持ちを受け止めるバルテス。

 

夜が明け、ホランドはバルテスの書斎に向かいます。

そして、薬の効果は実証されており副作用もないと言います。

想定していたよりも早く出来上がったのだなとバルテスが声をかけると、大公妃閣下のおかげですとホランドは照れながら返しました。

彼女が何かしたのかと尋ねられ、教えてもらった本に薬の作り方が書いてあったと答えるホランド。

平民の書いた本なのに自分たちの知識をはるかに上回る素晴らしいものだったと言うのでした。

その本よりも、ここまでプライドの高いホランドからここまでの言葉を引き出すとは・・と関心するバルテス。

 

その夜、バルテスはカリンヌにあの本はどこで読んだのかと聞きますが、口を閉ざしてしまいます。

無理に答えなくて良いというバルテスに、ぽつりぽつりと事情を話し始めるカリンヌ。

仕方がなかったのだと答え、地下に閉じ込められていた時にニテンスが病気になり、助ける方法は他には無かったのだと言うのでした。

殺人鬼の子を産んだ 21話の感想

最後にカリンヌが何か意味深なことを言っていましたね。

・・大体想像はつくのですが・・

そして平民と貴族をキッチリ分けるホランドですが、平民の書き上げたと言う本の良い部分を素直に認めてくれる人で良かったと思いました。

また、薬が出来たと聞いた時にバルテスに抱きつくカリンヌがとても可愛いと思いました。

ニテンスの元気な姿もすぐに見られそうですね!

まとめ

今回の記事では、殺人鬼の子を産んだ21話ネタバレ(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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