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悪女を殺してネタバレ42話(ピッコマ)あらすじと感想!皇后の心の中|キンティアへの依頼

ピッコマで独占配信中のマンガ「悪女を殺して」(原作 Your April先生、漫画 Haegi先生)42話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
ヘレナへの指導を許可されたエリス。
小説を終わらせるため、彼女と2人きりになり命を奪う必要があります。
メデイアに呼ばれ店に行くと、短剣と小瓶を渡され葛藤するエリス。
一方、エリスを憎む皇后はアドバイスと称し辛辣な言葉を浴びせますが、そんな自分に幻滅するのでした。

→→ 前話、「悪女を殺して」ネタバレ41話はこちら

→→「悪女を殺して」ネタバレ全話・リストはこちら

悪女を殺して 42話のネタバレ

泣かないエリスに自分の姿を重ねる皇后

ミジェリアン侯爵の罪を、何も知らない娘のエリスに八つ当たりする虚しさ

皇后メルポメネは自身に幻滅していました。

会いたがっていたヘレナが彼女の元に到着すると、アレクトと3人でテラスでティータイムを過ごします。

ここに来る途中に偶然ヘレナと会ったと言うアレクト。

もっと早く参らなければならなかったとお詫びの言葉を述べるヘレナに、悪いのは散歩に誘ったレディ・ミジェリアンだと言いました。

エリスは私が皇后様に呼ばれたことを知らなかったから…とヘレナが言うと、君は優しすぎると返します。

その話から皇后は、息子を深く愛するエリスは偶然にも良いタイミングでアレクトに会え、十分に慰められたはずだと思いました。

当のアレクトはと言うと、エリスは呼んでもいないのに皇宮を行き来しているので困っていると言います。

皇后はカップを持ち上げながら、その時エリスは泣いていなかったかと尋ねます。

ハッとするヘレナ。

しかしアレクトは彼女は蛇の子。怒ることはあっても泣くはずがない、笑った姿さえ見たことが無いと言うのでした。

常に気味の悪い笑みを浮かべており、今日もそうでした。

それを聞くと皇后は、エリスは自分と同じで泣くことがないのだろうと感じました。

メルポメネが泣かない理由は、愚かにも騙され、自分の息子を殺してしまったから。

彼女はそんな自分には泣く資格さえないと思っているのです。

(では、エリスの泣かない理由は何だろうか)

この世で愛が最も変わりやすいものだと言ったエリス。それは陛下もよくご存知でしょうと言っていたことを思い出します。

自室に戻り鏡の前に座ると、アレクトと縁を切りたいと言ったエリスを再び思い、親の罪が原因で愛する人に邪険にされていることを知らないなんて、と哀れむのでした。

でも。愛する人からの裏切りだけでなく息子まで亡くした私が一番可哀想なのだから、私ほどではない・・

エリス、あなたの言った通り愛は変わりやすいもの・・

皇后は鏡の中の自分を見て、すっかり老いて醜い怪物となった自分がいると思うのでした。

キンティアへの依頼

エリスはアナキンを呼び出し、あなたの妹に渡して欲しいと言って報酬を手渡します。

するとアナキンは一緒に行って欲しいと申し出ます。

理由を聞けば真っ直ぐにエリスを見つめ、ご主人様を一人にしたくないからだと返し、照れた顔で俯いてしまうのでした。

要求など何一つしないアナキンが・・

エリスは心変わりをする前に準備をするようにと伝えました。

そして2人して妹を尋ねると、エリスの姿を見た彼女は驚きの声を上げます。

小声で、片付けもしていないのに!と抗議していると、あくまでも私はお前のお兄さんに連れてこられたのだと言うエリス。

またも驚きの声を上げる彼女。

エリスはぐるりと部屋を見渡すなり、子供だけれど思ったより綺麗にしているのねと内心関心するのでした。

本当ならアナキンをここに向かわせた後、人知れず久しぶりに思いきり泣こうと決めていたエリス。

これから自分の行うことを考えると、殺人鬼になる前に自分に情けを持っても良いのでは?と思ったのです。

お茶でも出そうかと言う彼女に、お前と話すことがあると言って少女を呼び寄せると、2人は向き合って座ります。

名前を聞かれ、もじもじと「ポティル」と答える彼女。

エリスが自分がつけた名前は何かと再度尋ねると、少し改まった様子で「キンティア」だと言う彼女。

エリスは可愛い名前だと言って褒め、ギャンブルと酒でこの世を去った親がつけた名前が
嫌で、自分で新しい名前をつけた彼女に好感を持ちます。

そして今日ここにきた理由だと言って、自ら先日の報酬を手渡すのでした。

全部もらって良いのかと目の前に置かれた袋を見て、目を輝かせるキンティア。

エリスは頷くと、口止め料と命の値段がイコールなら決して多いとは言えないと伝えます。

そしてはっきりとお礼を言うキンティアに、お前の言う通りに動く子を持つためにもこれで彼らにお菓子でも買ってあげたら良いと付け加えるのでした。

キンティアに代わりアナキンがお茶を出すと、思い出したようにネックレスを取り出し、旅先で土産を買うついでにお前の分も買ったと言ってそれを首にかけてあげるエリス。

キンティアは顔を上気させ、宝石を手にとります。

気に入ったかと聞かれると、素直に喜びお礼を述べます。

同じ様にエリスからのネックレスを身につけているアナキンは、その様子をじっと眺めていました。

エリスはキンティアに、この前あげたイヤリングは売ったら良いと言うと、実はもう1つ頼みがあると言います。

なんでもどうぞ!

答えるキンティアに、皇室の礼法に精通した人物を探して欲しいと言います。

ただし、皇室と現在繋がりが無い者で皇室を憎んでいる人物がいいわ。

しっかりとそう付け加えて。

悪女を殺して 42話の感想

皇后の心の闇はとてつもなく深そうですね。

エリスを哀れむも、自分の方が不幸なのだから仕方がないと考えてしまうのですね。

自分への呪縛がハンパないと思いました。そして孤独です・・・

様々な人に好かれ、身分が低いために嫌でも接点を持たなくてはいけないヘレナも気の毒に感じました。

そして泣くに泣けなかったエリス。

まさかキンティアにまでお土産を買っていたのですね。

態度はクールでも、そうした心遣いやキンティアの名前を聞いてあげて、褒めているところにエリスなりの思いやりみたいなものを感じました。

さて、そんなエリスの次の依頼は人探し。

自分がヘレナを指導すると言っていましたが、遂に動き始めましたね!

まとめ

今回の記事では、悪女を殺してネタバレ42話(ピッコマ)あらすじと感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

→→ 次話、「悪女を殺して」ネタバレ43話はこちら

→→「悪女を殺して」ネタバレ全話・リストはこちら

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