ピッコマで独占配信中のマンガ「毒より強い花」（原作 穆丹楓先生、漫画 HANTAI先生）31話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
両手の拘束を解く代わりにと、お腹を叩いて人参を取り出す精霊。
雪陌が真似て叩くので逃げてしまいます。
夜になると岩で結界を張る雪陌の元に虎を向かわせます。
念力の無い雪陌がどう対抗するか興味を示し、虎の属性と弱点を見つけた雪陌が大木と内力を使うとー
→→ 前話、「毒より強い花」ネタバレ30話はこちら
毒より強い花 31話のネタバレ
火を起こした雪陌は枯れ枝を燃やし、虎を目掛けて投げます。
するとボウっと言う音を立て、虎全体に火の手が回ったかと思うと、なんとその虎が姿を消してしまうのでした。
！？
あわよくば虎の肉も食べようとしていた雪陌。
しかし肉の焼けた匂いもしなければ、生命体の気配すら感じません。
・・・と言うことは、誰かが術を使って何かを虎へと変身させたに違いない。
一体・・？
あの精霊の仕業ね！！！
雪陌の中で結論が出たと同時に、精霊に弄ばれたと言う苛立ちが募るのでした。
その後の雪陌はどうしたことか、ウロウロ歩き回りながら枯れ枝で先程の残り火をつついたかと思うとフラついて、その場に手をついてしまいます。
そして自分の手に毒針を刺すとその場に倒れ、同時に頭も打ってしまうのでした。
その行動を見ていた精霊は、雪陌は馬鹿なのかと思います。
そして出血の様子を確認し、毒に侵されているに違いないと判断します。
すると手のひらから先程とは別の葉の様なもの出し、次はそれを狼へと変身させるのでした。
狼は横たわる雪陌の周りとウロウロと歩き回ったかと思うと、突然ガブリと右足に噛み付きました。
雪陌が何の反応もしないことから、本当に気絶をしていると判断した精霊は狼を消し、ようやく自ら雪陌に近づいていくのでした。
そして雪陌の顔を覗き込むと・・
ガバッ！！
起き上がった雪陌は今度こそ精霊を捉え、左肩にブスリと鍼を打つと短剣を喉元へと突きつけながら地面へと押し倒します。
頭を岩に打ち、仰向けにされた精霊は朦朧としながら私を殺してしまえばお前は九峰から出ることは出来ないと言います。
そしてそれだけ言うとバタリと意識を失ってしまうのでした。
気絶直前に脅しだなんて正気じゃないわ！
雪陌は先ほど獣に噛まれた右足を手当てしながら、気絶中の精霊の体をぐるぐると紐で拘束し、私の忍耐強さに感謝して欲しいわとつぶやくのでした。
しばらくして精霊が目を開けると、目の前にはメラメラと燃える火の横で雪陌が腰をおろし、ニコニコとこちらを見ているのでした。
そして目が合うなり、煮るのと焼くのとではどちらがいいかと頬杖をつきながら尋ねてきます。
焼けば栄養分も無くなるし、煮るには窯だってない
目を閉じながら答える精霊の様子に、間違ったことも言っていないし随分と冷静だわと思う雪陌。
栄養価がなくても空腹をしのげればそれでいいわ、と短剣を準備する雪陌。
他に意見はないかと精霊に可愛らしく聞く様子が逆に不気味な雪陌。
精霊が無言でいると、ならば良しと言うことね！と剣を顔に近づけます。
精霊は雪陌を悪魔の様なやつだと思いながらも、スッとそれを避けます。
避けたってことは・・死にたくないのかしら？
正直気が引けるわ・・
少しの動揺と油断を見せる雪陌の様子を、頬に赤い傷を作りながら精霊はジーッと観察します。
そしてもおもむろに
ここから出してやる！
解放しろ！
と言うのでした。
しかし雪陌は素直に頷こうとはしません。
信じられるもんですか！さっきもお前は逃げるどころか殺そうとしたと問い詰めます。
すると精霊は、お前が生意気過ぎたからだと言うのでした。
この私をいじめるなんて！
苛めた・・とは？？
まさか、お腹を押したこと？？
それか！と思うと雪陌は愉快そうにプっと笑い、まさかそれで拗ねたのかと聞くのでした。
毒より強い花 31話の感想
虎をやっつけた暁に肉を食べようとしていたとは！
なかなか雪陌らしいですね。
それに、あそこまで思い切った気絶の自作自演もただただ凄いな・・と思いました。
とうとう精霊の口からここから出してやると言う言葉が出ましたが、信じても良いのかは悩みどころですね。
そして自分をいじめたと言う精霊。それって本当にお腹をポンと叩いたのが原因なのでしょうか？
まとめ
今回の記事では、毒より強い花ネタバレ31話（ピッコマ）あらすじと感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「毒より強い花」ネタバレ32話はこちら
