ピッコマで独占配信中のマンガ「私の後見人は冷血大魔法士」（原作 Dae Sam先生、漫画 Cacti先生）16話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
嫌いではない
目覚めるなり昨夜のことを思い出し、枕を抱きしめて喜ぶテラ。
それをジュダに見られビックリします。
テラに朝食を食べさせ、明日から書斎で授業をすると言うと、本館へ連れて行きます。
喜んで窓から景色を見るテラに、ジュダは自分らしくない振る舞いをしー
→→ 前話「私の後見人は冷血大魔法士」ネタバレ15話はこちら
私の後見人は冷血大魔法士 16話のネタバレ
ジュダの配慮でしばらく本館に暮らすことになったテラは、特に窓の外の景色を眺めることがお気に入りの様です。
新しい部屋に新しいインテリア。テラは退屈することなく、１日を優雅に過ごします。
その夜、ベットにダイブしはしゃぐテラですが、気持ちが昂ぶり寝る時間が来ても目が冴えてしまっています。
その後もなかなか眠れず、テラは自分の空想の世界で遊びながら夜を超します。
自分だけのその世界でテラは親友を作り、彼女のことをシューと名付けました。
そしてテラの肩を抱き、ニコニコと語りかけるシューに寝れないから歌ってほしいと頼みます。
シューは妖精を思わせる美しい顔立ちと、アーデルハイトの様な綺麗な金色の髪を持つ美しい少女でした。
潜在意識の中でテラは母親を愛し憧れていたので、このような親友を創る事は自然なことかもしれません。
笑顔でテラのリクエストに応え、シューが小鳥のさえずりの様な綺麗な歌声を披露すると、テラの中の僅かな美しい記憶が甦ります。
中でもひときわ美しく輝いていたのは、気品溢れるアーデルハイド王妃の姿でした。
無表情な氷の王妃と呼ばれる母親の温かい微笑みを初めて見た時、テラは顔を上気させ、その綺麗な笑顔を自分に向けてほしいと思ったのでした。
しかし、テラの美しい記憶はそこで終わり、場面が変わってしまいます。
警備も来ない冷たい空気のその場所で、デルフィーはテラに時間が遅いことを理由に夕飯を与えませんでした。
凍えるような寒い夜、声を荒げ、感情をぶつけるだけぶつけて立ち去ったデルフィー。
テラの心は寂しさが痛いほど身に染みて、凍りついてしまいそうでした。
想像と思い出の世界から戻ったテラは目を開けると、シュンとした気持ちになります。
その記憶を押し除けるようにベッドの上の枕を足で落とすテラ。
そしてそれを拾い上げようとした時、誰かの足が見えました。
顔を上げるとそこには、何をしているのだと聞くジュダの姿がありました。
！！
何も言わずにこちらをじっと見るジュダに、テラは状況がよく飲み込めず焦ってしまいます。
そこでテラは恐る恐る、こんな時間にここを訪ねた理由を聞きます。
すると夜中なのに大きな声で歌ったり泣き出したり更には枕を蹴っていたからだと答えるジュア。
その言葉に我に返ったテラは恥ずかしくなってしまい、どうしても眠れなくてとペコリと謝りました。
ジュダは頭は下げないと約束したことを忘れたのかと指摘し、こんなに簡単な事も守れないのは何故だと言うのでした。
ここまで聞き分けが悪い子をに生かしておく必要があるのだろうか？
その一言に怯えたテラは枕を抱きしめ、いい子にするから殺さないでくださいと言いました。
その時、ポンっと何かがテラの体の周りで弾けます。
ジュダは一言やめろと言うと、テラから放出される魔力の香りに気づき、それが鼻につくと言うのでした。
しかし、当のテラはその香りを感知することができません。
魔力は部屋に充満し始めます。
その香りは、赤ちゃんのような甘さと果汁の爽やかさが入り混じり、時にジュダを引き寄せるかのような感覚にさせます。
引き寄せる・・頭の中にその言葉が浮上し、また余計な事を考えてしまったとそれを振り払うジュダ。
微力ながら確かに働いている魔力にジュダは、まるで弱い動物が身を守るための切り札のようだと思うのでした。
そして一歩一歩テラに近づくと肩に手を乗せ、殺さないと返事をします。
するとその言葉も安心したのか、魔法はスッと弱くなっていきました。
ジュダはテラを見つめると、早く魔法を学び、自らコントロール出来るようになりなさいと言うのでした。
それが出来なければ獣と同じだと言う言葉にテラが返事をすると、ジュダはついて来いと言って歩き始めました。
辿り着いた所はジュダの書斎で、自分の部屋の隣だという事に気がついたテラは嬉しく思いました。
すると指先から魔力を放出させ、ネックレスを取り出します。
ジュダはそれをテラに渡すと身につけるようにと言い、これで魔力をコントロール出来るはずだと言うのでした。
ジュダの瞳の色に良く似たネックレスを早速つけると、おもむろに絵本を手渡されます。
・・。赤ずきん・・
近くのソファにくつろぐジュダを見つめるテラ。
まだ字があまり読めない自分に配慮してくれたのだろうか・・テラはそんな風に考えながら絵本を読み始めます。
読みやすい大きさの文字と可愛らしいイラスト、そして新しい物語の世界に引き込まれ、テラはすっかり絵本に夢中になりました。
しかししばらくすると読めない言葉が出てきて、イラストを頼りにその単語が何かを考えます。
うーん、と首を傾げながらテラはチラリとジュダを見つめるのでした。
私の後見人は冷血大魔法士 16話の感想
ジュダの本棚に赤ずきんちゃんの絵本があったのが意外でした。
当然本人は読まないでしょうから、どこかのタイミングでテラのために準備されたものでしょうね。
選んだのはアンティオークかな？とも思いましたが、今のテラの学習状況や興味にピッタリあっているところを見るとジュダかもしれないと思いました。
クールながらも父性をくすぐられているジュダの変化をもっと見たいです！
まとめ
今回の記事では、私の後見人は冷血大魔法士16話（ピッコマ）と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
→→ 次話、「私の後見人は冷血大魔法士」ネタバレ17話はこちら
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