ピッコマで独占配信中のマンガ「リリエンの処世術」(原作 Na Yoohye先生、漫画 Na gyeom先生)15話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
緊急事態だと言ってダミアンを運ばせるリリエン。
まるでお嬢様は最初からこの事を知っていた?と違和感を覚えるダンケル。
リタもまた何か言いたげですが、お嬢様を信じると言い切りました。
皇帝命令であるカンタークン治安軍の検問に、リリエンは女の色気を使って突破します。
リリエンの処世術 15話のネタバレ
意識を取り戻すダミアン
・・・。
…いつまで見ているつもりですか?
パチリと目を開けたダミアンはリリエンに尋ねました。
ビクッとしつつも、気がつかれたのですねと声をかけるリリエン。
するとダミアンはスッと状態を起こし、おかげ様でと返すのでした。
本でもイケメンだとは書いてあったけれど、寝顔は勿論こうして見ても想像以上に綺麗…と紫色の瞳にうっとりするリリエン。
そこまで見つめられると照れますと言われ、ようやく我に返るのでした。
リリエンは非礼を詫びつつも、あまりに瞳の色が美しかったのでと正直に伝えます。
すると少し黙って本当ですか?と小さく笑うダミアン。
(笑顔も凄い威力・・)
リリエンがそう思っているとダミアンは身を乗り出し、僕の瞳が美しいと言うのですか?と楽しげに尋ねます。
(・・?)
首を縦に振り本心であると伝えると、へえ・・と今度は急に真顔になるダミアン。
そして純粋な意見なのか・・とボソリと呟くのでした。
検問所長と護衛騎士の衝突
その時、外から激しい物音がし、カンタークンの検問所長とチューリンの護衛騎士が揉めている声が聞こえて来ました。
皇帝陛下の命である以上、誰の馬車だろうが捜索すると言う検問所長。
対して、皇帝の命と言えど目的も明かさずチューリンを脅迫するのは論外だと主張する護衛騎士。
リリエンはゴクっと唾を飲み、窓からそっと事態を見守ります。
すると、リリエンが緊張していると察知したダミアンは耳元で心配しなくても大丈夫ですと呟き、僕はこの場の誰よりも強いのでと言ってニヤッと笑うのでした。
(勿論それはわかってる・・でも、古代兵器のせいで後遺症に苦しむことになるはずなのに・・・)
目の前でニコニコと笑うダミアンを見て、目が無事なのは良かったけれどここまでマイペースでいられるのはなぜなのかと不思議に思うリリエン。
外では相変わらず言い争う声がします。
反逆により皇帝になった者の命に従うつもりはないと言い放つチューリン側。
それに対し、皇帝のためなら貴様らのお嬢様のドレスの中だろうが・・・と言葉を続けようとする検問所長。
その時。
急に馬車の扉が開き、同時に検問所長が弾き飛ばされました。
ダミアン自ら検問所長に対し・・・
聞き流すわけにはいかないね。
静かに言うダミアンの足元で、呻き声を上げる検問所長。続けて強烈な蹴りをお見舞いされるとそれは叫び声へと変わるのでした。
楽しそうな笑顔で検問所長の顔を踏み潰す様子にチューリンの騎士たちは皆、青ざめながら絶句します。
兄上は飼い犬の教育を間違えたな
身の程知らずな上に吠え癖もあるのか・・
僕がどうにかしてあげないとね
そう言って足を上げると、踏み潰されていた検問所長はダミアンの顔を見るなり、
ルッフェンバイン大公!・・なぜ!?と驚きの声を上げます。
すると、僕の剣を!と言うダミアン。
(誰に命令しているのだろう?)
チューリンの騎士たちが不思議に思っていると、どこからともなくスッと黒いマントを被った複数の存在が姿を見せます。
彼らは揃って跪くと、その中の1人が両手で剣を捧げ持ちます。
ダミアンはそれを受け取るとスラリと振り上げ、容赦無く検問所長へと振り下ろすのでした。
辺りに赤いものが飛び散ると、何事もなかったかのようにクルリとリリエンを振り返るダミアン。
ニコリと笑ってお嬢さんと呼ぶと、ダンケルが慌てて阻止しようと駆け寄ります。
リリエンの提案
しかし意外なことにダミアンはリリエンの前に片膝をつくと、驚かせてしまったと詫びるのでした。
リリエンはふうっとため息をつき、自分の心を落ち着かせます。
目的であったダミアンの救出は果たされ、運が味方したのか彼は想像よりはるかに元気そうです。
ただ、やむを得なかったとは言え、皇帝の家臣を殺めてしまったことは事実。
(とにかく急いでこの場を離れた方がいいわ)
そこでダミアンに、私と共にチューリン城に来てくださいと提案をするのでした。
すると、僕をこの馬車に乗せてくれるのですか?とダミアン。
なぜそんな質問をするのか分からないものの、はいと答えるリリエン。
すると何かを考えていた様子のダミアンは、妥当な提案ですね、善意に甘えますと言って馬車に乗り込むのでした。
ダミアンからも提案が
ダミアン自体は私を疑っている様子はなさそう・・
リリエンはチラリと向かいに座る彼を見ます。
けれど療養が目的でカンタークンに来たと言うのに、こうして偶然ダミアンを助けたことを大公殿下は信じてくれるかしら ・・
考え込むリリエン様子を「緊張している」 と受け取ったダミアンは、助けていただいたことに感謝いたしますと声をかけます。
大したことはしていないと返されるとまたしばらく黙り込み、リリエンは具合でも悪いのかと尋ねます。
ダミアンはじっとリリエンを見つめたかと思うとニコニコと笑い、あなたさえよければ僕からも提案がしたいと言います。
何を言い出すのかと案じるリリエンですが、ダミアンは少々気が早いかもしれませんが何かお礼をさせて欲しいと言うのでした。
リリエンの処世術 15話の感想
瞳の色や美しさを褒められたダミアンが、何度も確認する様子が気になりました。
彼の瞳の色に何か隠されたことでもあるのでしょうか?
それに物語の始めの方ではもっと荒々しい人物だというイメージがありましたが、意外に落ち着いていると言う印象も持ちました。勿論、検問所長を攻撃したシーン以外ですが・・・
まだまだ掴みどころの無いダミアン。続きを読んでいくしか無いですね^^
そしてチューリン城に戻るリリエンは、療養の旅に起こったこの出来事を偶然だと信じてもらえるのでしょうか?
その後の展開も気になります。
まとめ
今回の記事では、リリエンの処世術ネタバレ15話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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