漫画ネタバレ

余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ5話と感想!カリナの届かない声|ドクターの元へ

ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)5話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ

→→ 前話「余命わずかの脇役令嬢」ネタバレ4話はこちら

→→「余命わずかの脇役令嬢」ネタバレ全話・リストはこちら

余命わずかの脇役令嬢 5話のネタバレ込みあらすじ

届かない声

カリナが絵を描いていると、母親が大きな声で名前を呼ぶのが聞こえました。

振り返ると険しい表情で、棚の上の物を移動させたのかと問われます。

身に覚えのないカリナは当然違うと答えるのですが、母親は頭からそれを嘘だと決めつけます。

ではなぜあの様な危ない物をアベリアが持っているのかとカリナを叱責し、誤解を解こうとするとお姉ちゃんなのに約束を破るなんてと聞く耳も持たないのでした。

そして母親に隠れる様にして涙を零すアベリアがこちらを見ていました。

胸がズキンと痛むのと同時に、この時カリナは実感したのです。

自分の声は届かないのだ、と。

カリナは母親に謝ることにし、今後は気をつけると告げたのでした。

また別のある日、父親は、兄インフリックの卒業式を理由にカリナの誕生日パーティーを延期したいと言って来ました。

兄は皆に褒められる存在。
自分の絵などはそれの比にもならない・・

カリナは誕生日パーティーを諦めました。

別の年の誕生日、今度は妹が体調を崩します。母には毎度のこと、妹は病気、あなたは健康だから我慢するようにー と

カリナは自分に何度も大丈夫・・と言い聞かせました。

そしてそれが増える程、絵の数も比例していったのです。

この頃、魂をこめて絵を描くことで絵に命が吹き込まれると言う事実を知ります。

その命の長さは短くて1時間、長くて1日。

数々の絵に命が宿っては消えていく。

どんなに叫んでも自分に振り向くことのない家族より、悲しみを慰め、話に耳を傾けてくれる絵の方がカリナには必要だったのです。

こうして気づけば、カリナはとうとう後戻りの出来ないところまで到達してしまったのでした。

ドクターの元へ向かうカリナ

後でね、アベリアに告げその場を去ると、カリナは吐き気に襲われます。

ちょうど階段を降り切ったところでアベリアに名前を呼ばれ、市場の串焼きとジュースをねだられます。

体調の悪さを見せることなく、明るくそれに応じるカリナ。

するとアベリアも笑顔を輝かせ、元気にカリナを見送るのでした。

カリナは屋敷の外を歩きながら、ノクターンと一緒にいた妹に嫉妬する自分を最低の姉だと思っていました。

そして立ち寄った先はドクターの所。

顔を見るなり死が怖くなったのかと聞くドクターに笑顔で薬が欲しいと言うと、どんな薬かと聞かれます。

カリナは家を出ようと考えていること、これまでたった1度も自分の人生を行きたことがなかったと言いました。

それはもう嫌だと言うカリナに居場所を聞くと、北の果てのジェンタールだと答えました。

するとドクターは違う解釈をしたようで、一瞬でこの世と別れられる薬はあるがそのための手伝いは出来ないと言います。

カリナはそう言った薬ではなく、無事にジェンタールに到着する手段が必要なのだと言いました。

ふた月をかけて移動し、週2日を療養にあてる

意見を聞き、まず北部を選んだ理由を聞くドクター。そして寒さについて言及します。

そして希望を聞くと、旅の途中で死ななければ良いと言うカリナ。

ドクターは出発が1週間後だと確認すると芸術病に関して、削られたものは戻せないが進行を遅らせることは出来ると言いました。

そして与えられた条件は、薬は2ヶ月分のみ処方すると言うこと。

但し、飲みやめれば今より体調は悪化すること。

カリナはパーっと顔を輝かせるとそれで十分だと言い、感謝を込め多すぎる代金を手渡すのでした。

いつも我慢を強いられるのは私・・

また6日後に。

そう言って部屋を出るカリナを見つめるドクターは、死ぬ前にあんな表情をするなんて一体これまでどんな人生だったのかと思わずにはいられないのでした。

薬が手に入ればいつでも出発出来る。

そう思うと足取りが軽くなるカリナは、妹のリクエストの串焼きの屋台に到着します。

食べないと後悔するほどの美味しさだと言う店の男性。

食べてごらんと勧められ、お土産に加え自分の分も購入するのでした。

その帰り道、ふと目に止まった姉妹を見てぼんやり考え事をするカリナ。

外出が出来るからと自分の事を羨ましがるアベリアに悪意がないことも、彼女が私を好きなことも分かっている・・

でも「年下」のアベリアとフェルダンはまだ幼く、それを我慢し許さなくてはいけないのはいつも私・・

家に到着するとフェルダンが美味しそうな匂いにつられ、荷物を持ってやると串焼きを取り上げます。

カリナはアベリアと一緒に食べる様にと言い、大きな声でお礼を言って走り出すフェルダンに微笑むのでした。

疲れてしまったからとベッドに横になるカリナ。

心地よく眠っていると、自分を何度も呼ぶ声がします。

一体こんな時間に何事かと身を起こすと、そこには厳しい表情でこちらを見つめる父の姿があったのです。

余命わずかの脇役令嬢 5話の感想

なんか・・カリナが不憫でなりません(涙)

理由もなく嘘つき扱いする母親も、1年に1度の誕生日を軽々しく何度も延期すること。

この両親、無神経すぎますよね・・漫画とは言え腹立たしく、悲しい気持ちになってしまいました。

芸術病・・カリナがだいぶ沢山絵を描いた様なのと、削られた部分はどうにもならず、進行を遅らせることしかできないとドクター?が言っていたのが気になります。

残りの体力は自分の人生にかけて欲しいですね!!早くこの家から出て!と思ってしまいました。

まとめ

今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢5話(ピッコマ)とネタバレ込みあらすじと感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

→→ 次話、「余命わずかの脇役令嬢」ネタバレ6話はこちら

→→「余命わずかの脇役令嬢」ネタバレ全話・リストはこちら