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余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ9話と感想!カリナが出ていったことを知った家族は|約束を守るミリアン

ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)9話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
発熱し、寒さに震えるカリナ。
動けるうちに水とタオルを準備しようと厨房を探します。
出くわしたミリアンはカリナの体調不良に気づき、屋敷で療養させると言って抱き上げます。
医者は呼ばないでと懇願するカリナ。
ミリアンは彼女をベッドに寝かせ身を案じると、スッと手を伸ばしー

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余命わずかの脇役令嬢 9話のネタバレ込みあらすじ

2ヶ月前、レオポルド伯爵邸にてー

カリナがいなくなったと大慌てで訴える侍女に父は顔をしかめ、いつものことではないのかと言いました。

侍女はただの旅ではなさそうですと言うと、カリナの部屋で見つけたと言う手紙を手渡します。

中を開くと一言

旅に出ますと言う短い文章

カリナの父はその手紙を隣にいた妻に手渡します。

すると、何も言わず急に旅だなんて一体・・と全く心当たりのない様子。

侍女はカリナを最後に見たのはおそらく2日前であり、昨日はお見かけしていませんと言います。

父が念の為アベリアとフェルダンにも同じことを尋ねますが、二人も最近カリナには会っておらず、てっきりまた出かけているのかと思ったと言うのでした。

するとカリナの誕生日とピクニックが重なり不快な気持ちになったのでは?とインフリック。

あの日、カリナの誕生日パーティーがピクニックに変わり、彼なりにそれを気遣い、寂しいならばそう言ってくれ、両親はお前を愛していると声をかけていたのでした。

カリナは小さく頷くと、一応は自分も娘だから心のどこかでは愛していると思うと答えたのでした。

でも。
私が一番だったことは、1度も無かったわ

届くことのないカリナの想い

母親はナプキンで口を拭いながら、心配すると分かっていて置き手紙だけするなんて、ピクニックがそこまで嫌なら言って欲しかったと的外れなことを言います。

父はひとまず数名で手分けをして行き先を調べる様に使用人に命じました。

そしてカリナの所持金は2ゴールドだと判明すると、そう遠くへはいけないだろうと推測する父。

1〜2週間もすれば戻るだろうから、よくよく言って聞かせようと言うのでした。

無事であればいいと言う妻の言葉に、親に心配をかけるとは!と舌打ちする夫。

更には、これを機に苦労をし、自分がどれほど恵まれた環境にいたのかを理解するだろうと言うのでした。

家出の原因は贅沢?

書斎では父の怒鳴り声が聞こえました。

いくら不愉快とはいえ何たることを!

慌てて様子を見に来た母に、カリナが南部領を出たと告げる父。

どこに向かっているのかと尋ねると、首都行きの馬車に乗ってからの痕跡が無いと言います。

父親はカリナがわざと心配をかけていると思っており、心の中で彼女のことを親不孝者だと叫んでいました。

一方母は、何かが起こってからでは遅いと言って、人を増やし連れ戻すことを提案しますが、頭を下げて戻るまでは許さないと言う父。

使用人のカーシスに対し、追跡の続行を命じ、金に糸目はつけないと言うのでした。

母親は、カリナは大人げないとしながらも彼女なりに傷ついたのかもしれないと言います。

しかし父はたかが誕生日パーティーごときで家出するカリナが理解出来ない・・と言った様子。

ドサリと椅子に腰掛けると世間体や噂を気にし、次に彼女に懐いていた妹のアベリアを心配し始めるのでした・・

母はカリナにも事情があったのだろうと言います。

しかし父には、カリナが何が不満だったのかはさっぱり分からず、むしろ贅沢に飽きたのだと考えているのでした。

すると母親も、あの子に足りなかったものなど無かったはずだと考え始めます。

結局ひと月ほどで戻ってくるだろうと言う父の言葉でこの話は終わりになるのでした。

初めて看病されるカリナ

ミリアンは目を覚ましたカリナに声をかけます。

!!

近くの椅子に腰掛け、書類を目に通しているミリアンに、なぜここにいるのかと驚くカリナ。

すると、医者を呼ぶなと約束したこと、侍女を呼ぶにも夜明け前だったことから自分が傍にいたと事情を説明するミリアン。

カリナが面倒では無いのかと尋ねると、病気の患者に面倒とは?と答え、カリナは客人であり自分がここの主人だと言います。

まだ熱もあるのだから横になり、少しは客人らしくしろ。

ミリアンはそう告げると、約束は守ると改めて言うのでした。

汗だくで少し苦しそうにしながらも、満面の笑みで返事をするカリナに、欲しいものは無いかと尋ねるミリアン。

聞けば看病するのは初めてだと言います。

私もだと答えるカリナに、普通は貴族の令嬢は人を看病したりはしないものだろうとおかしな回答に首を傾げるミリアン。

しかし、辛い時に誰かが側にいてくれることは有難いと言い、いつも兄弟を看病していたというカリナの言葉に、自分が看病された経験が無かったことを言っていたのかと気が付くミリアン。

そして記憶を巡らせます。

レオポルド家は、確かもう1人の令嬢が病弱だったと聞いた・・

家族愛が深いほど、そのバランスは偏るもの。

ミリアンは病人を抱える家は一般的に問題も抱えていることが多いと考えるのでした。

そして、なかなか熱が下がらないカリナに対しどうしたものかと呟くと、カバンに薬があると言います。

しかし持ってくるのを忘れてしまったと聞くとミリアンはスッと立ち上がり、自分がとってこようと言いました。

カリナはその手を掴み、今はまだ駄目だと言って引き止めるのでした。

余命わずかの脇役令嬢 9話の感想

カリナの父親には、もし直接思いをぶつけられたとしても1%も気持ちを受け入れてもらえないだろうと感じました。

そして・・お母ちゃんは天然ですね(涙)鈍感すぎるし両親ともに偏りすぎです・・

まさか熱を出して倒れているとも、余命が1年だとも夢にも思っておらず、贅沢に飽きたわがままな娘くらいに思っています。

対して、ここまでのわずかな時間でカリナの背景を推しはかるミリアン。

最後にミリアンを引き留めたカリナ、そしてそれを感じ取るミリアン・・お話の続きが気になります。

まとめ

今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ9話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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