ピッコマで独占配信中のマンガ「公爵家の99番目の花嫁」（原作・文 ChoiNokki 先生、作画 Geumbi先生）21話のネタバレをご紹介しています。
前話のあらすじ
皇帝につかないグレイスに、出方を変え皇帝側のメリットを伝える騎士。
すると、これでノエルの相手がどんどん変わる理由が分かったと言うグレイス。
皇帝には従わないと宣言し、私は皇帝を憎んでいると言います。
騎士が剣を振り上げると、ノエルが現れグレイスを救いますがー
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公爵家の99番目の花嫁 21話のネタバレ
あれは試験だったとデカードに言われ
バランスを崩したグレイスを抱き止めるノエル。
大丈夫かと尋ねると、足を痛めてしまったと言います。
怪我の具合を尋ねるノエルに、そんなことよりもこれがどういう状況なのかが知りたいと言うグレイス。
するとデカードが私から説明しますと言いました。
少々長くなります。
そう言うと、テリーも一緒に・・と外へ促すのでした。
さっきまでとはすっかりキャラの変わったテリーに、グレイスはポカンとします。
閉じ込められていた小屋を出て、月夜の下で深呼吸をするグレイス。
デカードは、気持ちは落ち着きましたかと尋ねると、はじめにテリーの紹介を始めました。
彼はペルトン公爵家と同盟関係にある、ディルロン伯爵家のテリー・ディルロン令息だと紹介するデカード。
テリーは先程のご無礼をお許しくださいと言ってペコリとお辞儀をします。
あれは俺の意志ではありません！
テリーの言葉にデカードは頷くと、一種の試験を行ったことを明かしました。
それはつまり、私を追い詰め、試していたのですか？
グレイスがたまらず意見すると、デカードはどうか最後まで話を聞いて欲しいと言うのでした。
衝撃の告白
はじめは単なる提案だったのです。
つまり、最初は令嬢たちに普通に反逆を持ちかけていたものの、彼女たちは皆ノエルの弱みを握ったと思い、態度を大きくしたり彼を脅し始めたりしたと言うのです。
その後は魔法で令嬢の記憶を消し、別の女性を捜すと言うことの繰り返し。
しかしなかなか上手くいかず、少しずつ提案の形を変えていくうちに、最終的に先程の様な試験の形に落ち着いたのだと言うのでした。
この形になってからは、令嬢たちは皆皇帝側につき、皇后の座を選んだと言います。
心からノエルを愛する者はいなかったのです。
そこで公爵様を愛するよう仕向けるも、やはり権力には叶わず失敗。
そして現在に至り、お嬢様が99番目の花嫁となったと言うのでした。
話をじっと聞いていたグレイスは「愛するように仕向けた」と言う言葉に引っ掛かりました。
今までの姿は演技だったと言うことですか
グレイスはノエルに向き直り、直接質問をします。
思わずギクリとするノエル。
そして言葉を詰まらせながら、演技をしていたと答えたのです・・・
ノエルを思い切りビンタするグレイス
グレイスは目の前が真っ暗になりました。
ドレスの裾をギュッと掴み、全ては嘘だったのですねと呟くと 、様々な感情が押し寄せてきました。
楽しかったでしょう？
人を散々騙して、挙句試していたなんて！
するとノエルはグレイスの肩を掴み、それは誤解だと言います。
試すつもりもなくデカードに試験を中止するように言った、と。
グレイスはノエルの手を振り払います。
そしてなんと、彼の頬を思い切り平手打ちしたのです。
大きな音が鳴り響く中、何が起こったのか分からず目を見開くノエル。
グレイスは彼に対して言い放ちました。
結婚して差し上げます、と。
皇女との縁談を断る理由が欲しかったのでしょう？
そのために志が同じで、かつ支えてくれる逞しい女性が必要だったってことですよね。
デカードとテリーは呆然としています。
グレイスは続けます。これ以上他の女性たちを弄ぶな、と。
腹が立つんで！
そう吐き捨てるとクルリと踵を返し、その場を去っていくのでした。
デカードが慌てて声をかけ、馬車を用意しますとグレイスに手を伸ばします。
すると大きな声で触らないでと拒絶し、あなたもあなただと言ってギロリと睨みつけるのでした。
悲しくて涙が止まらない
グレイスは１人森を歩き続けます。
怒りや不信感、言葉にならない気持ちや激しい感情、全てを背負って。
そして噂は正しかったのだと確信します。
こんな所にペネロピを来させなくて良かった・・
でも・・
ピタリと足を止めたグレイスは、ノエルの今までの言動全てが演技だったと言う事実に打ちひしがれそうになります。
まさかあの時も演技だったなんて・・
そう思える言動が、グレイスには複数ありました。
するとポタポタと涙が溢れ、こぼれ落ちます。
（全部嘘だった・・）
ほんの少しは距離が縮まったと思ってた
（もうイヤだ）
グレイスはとても悲しくなって座り込み、大泣きしてしまうのでした。
その様子を木の上から、赤い瞳をした黒い鳥が眺めていました。
グレイスは私の思い込みだったんだと思い直すとゴシゴシと涙を拭き、再び立ち上がって歩き始めます。
すると黒い鳥もそれを見届け、どこかへ飛んでいくのでした。
未だ放心状態のノエル
鳥が向かったのはデカードの元でした。
お嬢様は安全な道へ向かわれたそうです、とデカードがノエルに伝えます。
今はお話出来る状態ではなさそうですので、お屋敷に戻られたら改めて説明に参ります。
そう報告しますが、ノエルはうんともすんとも言いません。
ただボーッとしているだけ。
そして心の中で、なぜ自分がダメージを受けているのだろうと感じていたのでした。
公爵家の99番目の花嫁 21話の感想
試験ってこの事だったの！？
テリーを皇帝の騎士だと配役し、誘拐させるわ剣を突きつけるわ・・そこまでする？
そんな気持ちになりました。グレイスがこれまでの令嬢と違って真っ直ぐノエルと向き合って来たから・・
いくら公爵家の身分だからと言って、自分達に事情があるからと言って、純粋な人の心をこんなふうに傷つけるのはあんまりです！
平手打ちも、本音を言い放ったのも全然有りですよね！
デカードに対しても個人的にすごく腹が立ち、グレイスがあなたもあなただ！と感情をぶつけた時、私も思わずその通りだ！！と心から思ってしまいました。
しばらく放心状態、そしてお芝居メンバーには猛省して欲しいです。
頑張れ、グレイス！！
まとめ
今回の記事では、公爵家の99番目の花嫁21話ネタバレ・感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
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