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シンデレラは私ではなかった22話(ピッコマ)と感想!セシオの生い立ち|人生の崩壊と出会い

ピッコマで独占配信中のマンガ「シンデレラは私ではなかった」(原作 G-ANNE先生、漫画 doba先生、コンテ Kim Joon Kee先生)22話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
テリルと魔法契約書を交わすセシオは、自ら偽りがない事を証明します。
城に到着するとパネロが執事として出迎え、彼は相当なマナの使い手だと言うテリル。
一方セシオはパネロに、テリルに協力しデイブリック侯爵家をもらうため、彼女と婚約すると言うのでした。

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シンデレラは私ではなかった 22話のネタバレ

セシオの悲しい生い立ち

26年前のことー

ある男の赤ちゃんが、元気な産声をあげました。

神の力で授かったこの赤ちゃんの名は、セシオ・アノビス

母、モナクは困り顔でセシオを抱き上げます

なぜなら彼は、生まれて来てはいけない命だったから。

生みの母のモナクは先代皇帝カトリイェの姉。

妹には無い神の力を持っていたため、常に周囲に警戒されていました。

しかしとても気が弱く、幼少から妹に頼り続け、結婚までカトリイェが相手を決めていたのでした。

ところで、セシオが神の子と呼ばれた訳ー

それは父、レイブン・アノビスに生殖能力がなかったから。

神の力を持つモナクが、子供が欲しいと一瞬願ったことでセシオが授けられたのです。

モナクの力を警戒していたのでは妹のカトリイェも例外ではありませんでした。

子供が出来れば皇帝の座を狙われると考えたカトリイェは、モナクが子を持つことを反対しました。

威圧的に認めないと言い張り、もしそれを破ればタダでは済まないと恐怖心を植え付けていたのです。

気の弱いモナクは思いました。

この子さえいなければ問題は全てなくなる、と

夫、レイブン・アノビスに相談したところ、陛下にバレないようにセシオを里子に出すことを提案されます。

そしてまた、夫も言いました。

自分達は誰のせいで苦しんでいるのか、と

モナクはそれに頷くと、陛下のためになるならば・・と彼を手放すことに決めたのでした。

両親に捨てられたセシオ

美しい満月の夜、花火を見ようと嘘を吹き込まれたセシオは両親と共に馬車に乗りました。

初めてでドキドキすると笑顔で話しかけるも、両親は浮かない顔。

すると母はセシオに、5年声を出さなければ迎えに来ると言うのでした。

何のことだろうと思ったセシオが窓を見ると、馬車はある屋敷に到着するところでした。

!?

・・!!!

父はある人物にセシオは喋れない子だと言い、それゆえ危険はないと説明します。

それに対し、皇族を秘密で育てるのは重荷だと言ったのはデイブリック侯爵。

しかしアノビスがどうしても引き取って欲しいと頼むと、脚の腱を切るのが条件だと言い出します。

歩けなければ大人しくするはずだから、と。

卑劣で凶暴な大人の取引・・

そしてすっかり変わってしまった母は、感情の無い目でセシオを見つめるだけでした。

4歳のセシオにとってはあまりに過酷な現実・・・

両親が去って行くと言うのに泣き声まで押し殺し、声を出さない約束を必死に守るのでした。

こうして捨てられたセシオ。

時々母が突発的に発していた「カトリイェ」の名前。

セシオ全てはカトリイェのせいだ!と心の中で叫ぶのでした。

人生の崩壊、そしてテリルとの出会い

汗だくで目覚めたセシオ。

夢だったか・・とため息をつきます。

そしてこれまでの過酷な日々を振り返りながら、サイドテーブルに置かれたハンカチでそっと頬を拭うのでした。

そのハンカチは、テリルに貰ったもの。

彼女に出会ったセシオは、思いが芽生える前に自らそれを断ち切ったのです。

それが・・・

セシオは後にテリルと出会うまでを思い起こします。

あの後デイブリックに宣言通り脚の腱を切られ、新たな生活が始まったセシオ。

それと同時に、セシオの人生は崩壊して行きました。

嘲罵、蔑視、侮辱、嘲笑、悪意・・・

こんな目に遭うのは生まれた僕が悪いのか
違う!!!全部カトリイェのせいだ!

幼いセシオは決意しました。

カトリイェから皇帝の座を奪い、言霊を使ってやろう、と。

僕を内緒で生み、皇帝になれと言ったのはあなたの姉だ!と。

しかし大人になったある日、パネロからカトリイェが暗殺されたと聞くと、セシオは生きるための目標をすっかり失ってしまうのでした。

そんな中、目の前に現れたのがテリル・リーハンでした。

ジェモンへの復讐のため、あなたを利用したいと言ったテリル。

生きる希望を見いだせなくなっていたセシオでしたが、この申し出に興味を惹かれたのです。

自分の復讐は失敗に終わった。
ならば彼女の復讐を近くで見るのも良い。

セシオはそう思ったのです。

一方

すやすや眠るテリルの寝室のカーテンを思い切り開けるアンドラ。

まだ眠たいと言うテリルに、今日はセシオヘのプロポーズの日であること、そのための準備や騎士たちがブルネルを連れて来たことなど、今日の多忙はスケジュールを伝えます。

それを聞き、思わず毛布を頭から被ってしまうテリルに、アンドラは大切なゲストがお見えになったと言います。

!?

誰?そう言ってこっそり毛布から顔を出すと・・

!!

そこにはテリルの父が立っていたのでした。

シンデレラは私ではなかった 22話の感想

気になっていたセシオの生い立ちから現在を知ることが出来ました。

両親もデイブリックも本当に信じられない!小さなセシオがとても気の毒に感じました。

全てがカトリイェのせいだと復讐を生きる糧にしてきたセシオですが、彼女の暗殺で人生の意味すら無くしていましたね。

本当なら、両親もデイブリックも同罪だと思いますが・・

そんなセシオを見放さなかった神様。テリルとの出会いで、しっかり自分の気持ちに決着をつけ、その先には本当の人生が待っていると良いと思いました!

プロポーズでのピュアで恥ずかしがり屋(な演技をしそう)なセシオにも期待したいと思います!

まとめ

今回の記事では、シンデレラは私ではなかった22話(ピッコマ)と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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