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余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ29話と感想!ミリアンにカリナを任されたフェリオール|カリナを助けたい

ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生)29話のネタバレをご紹介しています。

前話のあらすじ
家族との別れを決意し、手紙を書くカリナ。
ダミアンにそのことを伝えるといつでも味方になると言います。
北部で大切な存在に出会い、心が温まる経験をしたカリナ。
ダミアンにアトリエをプレゼントされるも、喜びよりも胸の痛みを感じます。
後半年・・というカリナにダミアンはー

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余命わずかの脇役令嬢 29話のネタバレ込みあらすじ

ミリアンにカリナを任され

どうしてカリナのことばかり考えてしまうのだろうか・・と自分がわからなくなるミリアン。

そんな彼の目の前に、なぜ変な顔をしているのかと言って姿を見せたのはフェリオールでした。

ここにいる理由を問われると、カリナに会いに来たと言うフェリオール。

それを聞くなりミリアンは、芸術病のことかと察します。

この件に関して自分より詳しいフェリオールの肩に手を置くと、頼んだぞと力強く伝えるのでした。

その後、忙しいからと言ってその場を立ち去るミリアンですが、多忙だと言うのなら何故ここにいたのかと考える」フェリオール。

!!

彼には何か思い当たることがある様でした。

フェリオールの告げる事実

一方、カリナは壁に頭をつけ、1人ため息をついていました。

ミリアンにアトリエをプレゼントされ、半年後もここで過ごしたら良いと言われたカリナ。

本心はとても嬉しかったのに、意地を張ってつれない返事をしてしまったことを後悔していたのです。

その時、扉の外から声をかけるフェリオール。

カリナの許可を得て部屋に入ると、体調はどうかと笑顔で尋ねます。

平気だと答え、ヘルタの件のお礼を伝えるカリナ。

するとフェリオールはそれよりも話したいことがあると言い、ウィンストンからカリナのことを聞いたと切り出すのでした。

カリナはハッとし、部屋の奥のテーブルに彼を案内します。

(先生は一体何をどこまで彼に話したのだろう)

(余命は内緒にしてと言ったのに・・)

するとフェリオールは、最後まで迷っていたウィンストンを説得して聞き出したと前置きし、あなたの病がとても重いことを知っていたと打ち明けるのでした。

カリナが驚きを隠せない様子でその訳を尋ねると、カルロス家に古くから保管されていた記録のおかげだと言うフェリオール。

芸術を支援するカルロス家の中には、カリナと同じ想像の奇跡を持つ者がいたと言います。

カリナが最近まで知らなかったと言うと、フェリオールは稀有なことなので当然だと答えます。

それだけでなく、カリナの能力は神の権能とほぼ同等だと言い、本来絵から飛び出した生命体は1日ももたないことを告げます。

それどころが巨大ヘルタに生命を吹き込んだと言う事情自体がこれまで存在し無かった、と。

それを聞いたカリナは、自分の能力を誇らしく思ったのは初めてだと言いました。

カリナを助けたい

カリナは、創造の奇跡を持つ貴族の代償は命かと尋ねます。

フェリオールはそれを肯定すると「創造者」は例外なく30歳になる前に亡くなっていると言いました。

生きることへの執着がない代わりに、絵画への思いは桁違いの彼ら。

描けば描くほど絵から抜け出せなくなり、命が削られていくと言います。

そしてそのことに対して何の抵抗も持たないと言うのでした。

・・なぜか、それが理解できるカリナ。

フェリオールはカリナを助けたいと言うと、隠さず教えて欲しいとある質問をします。

絵の執着が大きくなるにつれ、神経質で喜怒哀楽が激しくなったと思うか?

自分が創造した存在こそが唯一の己の理解者であり、全てだと感じるか?

それらの質問に、その通りだと答えるカリナ。

何かに取りつかれたかの様に夢中で絵を描いてしまうと言います。

誰にも自分を理解されない中、あの子たちだけは私を理解してくれた。

しかし、フェリオールは言います。

逃げた後に後悔するのはあなただし、負の感情で描いた絵は必ず後悔する、と。

そして余命が半年であることを確認すると、絵を手放す考えはあるのかと聞くのでした。

首を横に振り、私には絵画しかないと言ったカリナ。

フェリオールはその気持ちがよくわかると言い、自身は音楽に夢中だったと言いました。

するとカリナの顔に笑顔が戻ります。

フェリオールはふと、カリナに1つお願いがあると言うのでした。

余命わずかの脇役令嬢 29話の感想

カリナのレベルの芸術病をどうにか出来る人なんているのだろうか、と思う私。

いくらフェリオールであってもと思いつつ、彼以外にその候補は考えられないと思うのも事実です。

これまでフェリオールは少々軽めの印象がありましたが、この29話では今までの彼の中で一番誠実で熱心だと感じることが出来ました。

彼自身も音楽に夢中だったと言うフェリオール。

彼が投げかけたお願い事がどの様なものか気になりますね!

まとめ

今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ29話と感想をご紹介いたしました。

今後の展開も随時更新していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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