ピッコマで独占配信中のマンガ「余命わずかの脇役令嬢」（原作 JAEUNHYANG先生、絵 KIMPEUL先生、文 CHOVA先生）35話のネタバレをご紹介しています。
前話のラストシーンは？
カリナの芸術病の進行の速さは、唯一納得がいかないと言うフェリオール。
驚いた顔をするカリナに、創造者が短命なのは、日々奇跡を酷使しすぎたせいだと説明します。
そしてカリナに対し、奇跡を使う際に絶対にしてはいけない「禁忌」を知っているかと聞くのでした
余命わずかの脇役令嬢 35話のネタバレ込みあらすじ
３つの禁忌
禁忌について知っているかと尋ねるフェリオール。
首を横に振るカリナに、平然を装いつつも内心では動揺を隠せません。
芸術家でありながらそれを知らないということは、親からの愛と関心を受けずに育ったということ
せめて美術の先生でも付いていれば…と思うのでした。
フェリオールはひとまず、芸術病の詳しい話をカリナに説明しました。
この病は突発的に起こるものではなく、これまで限度を超えて行使してきた奇跡の代償から発病する物だと言うこと。
そしてそれを患う人たちには３つの禁忌があると本題に入ります。
１つ目は、摂理に逆らう行動。例えば、死者を復活させたり時間を巻き戻すこと。
２つ目は、人間の創造・・この時、カリナはピクっと反応します。（第４話後半〜第５話参照）
動物や植物、魔獣などは構わないというフェリオール。しかし人間は神の創造物であるため、犯してはならない領域があるというのです。
そして３つ目は、奇跡を利用した殺生。道理に反することをしてはいけないと言うことでした。
カリナは、もしも禁忌を破ってしまったらどうなるのですかと尋ねます。
すると、その場で体の一部を失うか命を失うと言うフェリオール。
手を失ったら絵を描けないと呟くカリナに、これまで話した三つの禁忌に心当たりがあるかと尋ねました。
進行を遅らせる方法
カリナは喉まで出かかった言葉をぐっと堪え、ありませんと否定します。
確かにそれなら既に命を失っていてもおかしくないか・・とフェリオールは考え、一応は納得しますが、やはり不可解だと言うのでした。
それについてカリナが尋ねると、今まで書いた数枚の絵に対してのカリナの症状が酷すぎるというのです。
カリナの数倍絵を書いた人でも寿命は30才を超えていることから、他の原因も調べる必要があると言うフェリオール。
すると原因がわかればこの病は治ると考えているのですか、とカリナは悲しそうに言います。
これに対し、そうは断言できませんが芸術病の進行を遅らせる方法なら知っていると言うフェリオール。
その方法を尋ねると、若干卑怯ですが作品が完成する直前で絵を描くのを止めることだと言います。
彼が言うには、演奏と同時に奇跡が始まる音楽とは違い、絵は完成させなければ奇跡は発動されないというのです。
そして未完成の絵を僕に渡してくだされば、あなたの望む通り誰よりも有名な画家にして差し上げますと手を差し出します。
明るい道を選んだカリナ
カリナはその手を取るとスッとお辞儀をし、短い時間ではありますがよろしくお願いしますと笑顔で挨拶するのでした。
その表情を見るなり顔を赤らめドキドキしてしまうフェリオール。
しかしカリナに話しかけられるとハッと我に返り、こちらこそと挨拶を返すのでした。
そしてフェリオールは、自ら檻を抜け出したカリナの治療を断念する気はないと言いました。
僕たちは、明るい道を選んだあなたとともに最後まで歩き続けます
カリナがどうしてそこまでしてくれるのかと尋ねると、フェリオールは、自分で人生を切り開こうとする人は美しいと言うのでした。
夜ー
帰りの遅いミリオンを心配するカリナ。
窓辺のテラスに座り、討伐が始まればこんなひが続くのかと考えます。
そしてノートを開き、この人生でやりたい事をしたためるのでした。
１つ１つのことが浮かぶ中、ミリアンとのハグを思い浮かべたカリナ。
恥ずかしくなってブンブン手を振り回しているところを、帰宅したセドリックは実はそっと見ており、可愛らしく思っていたのでした。
余命わずかの脇役令嬢 35話の感想
両親の愛情や関心が無かったために禁忌さえ・・というか、芸術病さえも把握されなかったカリナ。
もう引き返せない様なところまで来てしまったけれど、そもそも親がカリナにだけ構ってくれなかったので、奇跡とも知らず絵を描き始めてしまったのですよね（第５話参照）
いまだにカリナの家族のことを思い出すと腹が立って仕方のない私ですが、こうなってしまった以上は少しでもこれからが良くなるように祈るばかりです。
絵を描き終えなければ良いと言うのは名案かもしれないですね！
そして、限りある命・・たくさん恋もして欲しいですね！（応援！）
まとめ
今回の記事では、余命わずかの脇役令嬢・ネタバレ35話と感想をご紹介いたしました。
今後の展開も随時更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！
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